この素晴らしい世界に爆焔を! 第6話にて
主人公めぐみんが旅に出る前夜。いつものように一緒にご飯を食べ、一緒にお風呂に入り、一緒に寝る。めぐ民の姉らしさが垣間見えるシーン。
「こめっこ、何かあったら、すぐ周りの大人にいうのですよ?」
「うんわかった。」
「少し頼りないですが、いざとなったらぶっころりーにでも相談しなさい。だいたい毎日暇していますので。」
「うんわかった」
「寂しくなったら、ゆんゆんの家にでも行きなさい。きっと世話をしてくれます。というか、きっとあの子のほうが寂しそうにしていますので、たまには構ってあげてくださいね?」
「うんわかった」
「さすがは、賢く強い私の妹です…。」 眠ろうとするめぐみん。
こめっこが静かに擦り寄る。
「ねえちゃん、がんばってね。一番強くなってね。」
「わかりました。約束しましょう我が妹よ…、いつか最強の魔法使いと呼ばれるまでにになってやりますから…。」
「魔王を倒してきてね。」
「が、頑張ります…。」
「ねえちゃん…。」
「何ですか?」
「早く帰ってきてね…。」
早く帰ってきてねが尊すぎる。
我が弟にもこんな頃があったなと、すごくほっこりした瞬間でした。