アニメ【推しの子】の良さについて語る
先日、アニメ【推しの子】が最終回を迎えました。
凄い人気でしたね!もともと原作が人気だったことが起因して、アニメ化に伴い単行本も飛ぶように売れていました。
僕の住んでいる市でも、街中の書店で【推しの子】コーナーがすっからかんになっていました。
僕はアニメの第一話をたまたま見てハマったタイプなんで、アニメが始まってから単行本を買いそろえました。
アニメの人気爆増によって、ネットでもいろいろなネタが出回った【推しの子】。
さすがネット民。いつも面白いネタをありがとうございます。
というわけで、今日は少しアニメの全体の感想を語ろうと思います。
あとネタについても。
「素人が偉そうに語るな。」なんて思った方、なんかすいません。
注意事項
この記事は読者の方が【推しの子】をすでに見た前提、またはある程度内容を知っている前提で話を進めてまいりますので、まだご覧になっていない方はネタバレ注意です!
1,【推しの子】のハマりどころ
アニメによる表現の増大
推しの子は芸能界が舞台ということで、キャラクターのビジュアルもさることながら、アニメの作画も非常に洗練されていますよね。
特にアイやルビーたちがステージパフォーマンスするシーンは、その作画やカメラワークによってキャラクターの動きに躍動感があり、漫画だけではできない表現がプラスされて、魅力が加味されていたと思います。
最終回でルビー、重曹ちゃん、MEMちょの新生B小町が歌う「STAR☆T☆RAIN」
と「サインはB」は輝いてましたね。てか声優さんたち歌うまい…。
公式から動画出てるのでリンク貼っておきます。
僕は基本アイドルには興味なくて、アイドル系のアニメも見たことなかったんですけど、これは「あ、いい」みたいな感じで見てました。
ストーリー性
作画もいいですが、なんといっても原作、ストーリーが面白いですよ。
芸能界が舞台の作品は多々ありますが、推しの子は「芸能界」+「サスペンス」+「転生モノ」この3つが物語の主軸になってきます。
第一話を見たときに「あ、斬新なストーリ~」と思ったのは僕だけではないでしょう。
そして第一話のラストで泣いた方も大勢いるでしょう!僕もその一人です…。
第一話のラスト、星野アイが亡くなる直前にアクアとルビーにかけた言葉を思い出し、主題歌であるYOASOBIの「アイドル」を歌詞に注目しながら聞くと…、目の奥から熱いものが零れてきます…。
「誰かを好きになることなんて私分からなくてさ」
嘘か本当か知り得ない
そんな言葉にまた一人堕ちる
また好きにさせる
誰かに愛されたことも
誰かのこと愛したこともない
そんな私の嘘がいつか本当になること
信じてる
やっと言えた
これは絶対嘘じゃない
愛してる
YOASOBI「アイドル」 Official Music Video - YouTube
施設で育ち、親の愛を受けずに育ったアイは、大切な子供であるアクアとルビーに一度も愛を伝えたことがなかった。愛を受けずに育った自分が、本当に二人を愛しているのかわからなかったから。
そして死の直前に
「ルビー アクア 愛してる
ああ やっと言えた ごめんね 言うのこんなに遅くなって あー良かったぁ この言葉は絶対 嘘じゃない」
と言って息を引き取る。
やべぇ…思い出したら泣きそう…。このシーンめっちゃ見返したもん…。
そんで意気消沈して何かする気力も無くなってくんですよ。
このシーンはマジで高橋李依さんの演技力も相まってなんかこう…くるんですよ…。
ルビーは母の愛を胸に、母のようなアイドルになることを決意し、アイ殺害の裏には黒幕がいる。黒幕は芸能界にいる気づいたアクアは、復讐のため、芸能界で上り詰めることを決意するのですね。
推しの子は、アイドルとしてのルビーの成長を描いた「芸能界モノ」であり、復讐のためだけに役者の道を行き、真相に迫っていくアクアの「サスペンス」としての側面も持つ。多面性のある作品だと言えるかもしれませんね。
2,声優さんすげぇ
アニメ【推しの子】は、出演している声優さんたちにも注目が集まっていますよね!
アイ役の高橋李依さん、女性声優さんでは僕の中で最推しです!
個人的に一番すごいと思ったのは、ルビー役の伊駒ゆりえさんですね。
ちょっと伊駒さんの出演作貼りだしますね。
推しの子 | ルビー |
デュエル・マスターズ キングMAX | 生徒B |
可愛いだけじゃない式守さん | 買い物客 他 |
メガトン級ムサシ | オペレータ |
はい。伊駒さんは2021年デビューで、ピカピカの新人声優さんなんですよね。
ルビー以外でのキャラ数は3。しかも全部モブキャラなんです。
フツーにすごいですよね!デビュー二年目で【推しの子】という大きな作品で初レギュラーを掴んで、演技も抜群と来ましたよ。
原作者の赤坂アカ先生曰く、
「まんまルビーだ。修正点が全くない。」
だそうです。原作者の先生がイメージしたとおりにキャラを演じられたんです!
伊駒さんの今後の活躍が楽しみです!
アニメ第7話 石見舞菜香さんの星野アイ再現シーン
第7話で、石見舞菜香さん演じる黒川あかねが、星野アイを再現するシーン。あのシーンは凄すぎて反響を呼んでましたね!
僕も見たときはマジで高橋李依さんがあかねに声当ててると思ってました!
推しの子のキャスト陣すげぇ。
アニメ第11話 潘めぐみさんの「サインはB]
見てる最中に思っていたことがあって、
有馬かな通称重曹ちゃんを演じられている潘めぐみさん。潘さんの声って、「ハンターハンター」のゴンとか「ULTRAMAN」の北斗星司みたいな、若い男の子系のイメージが強くて、B小町として歌うのがイメージしづらかったんです。
でも11話でステージに立つ重曹ちゃんの歌を聞いたら、「めっちゃアイドルじゃん」
て思いました。
アクアのぴえヨン声
アクアがぴえヨンに変装してた時、マジで村田太志さんが声当ててると思った。
大塚剛央さん違和感なさすぎw
3,君は完ぺきで究極の…、
ゲッター!
これ流行ってますよねw。中毒性あって何度も聞いています。
アイが死ぬシーン見て気持ち下がったときに聞くと、
なんか立ち直れる。
しかもYOASOBIのAyaseさん巡回済みですからね。
個人的推しキャラ
ぴえヨンとミヤえもんですね。
ぴえヨン、「僕年収一億だよ」好き。てか覆面筋トレ系ってなんだよw
ミヤえもん、マジ尊敬しかない。イケメンと仕事したいがために芸能事務所社長と結婚したらアカの他人の双子子守りやらされて、しかもその双子喋るし。双子の母親殺されて旦那蒸発。消えた旦那の会社の経営立て直しながらその双子引き取り、実の子のように愛情深く育てる。聖人過ぎるだろ…。
総評
簡潔に言います。
【推しの子】めっちゃ面白かった。
主題歌は二期でも変わらないでほしい!
二期も期待して待ちましょう。