脳を制圧されたアニメ沼 シュタインズ・ゲート
こんにちは、ハルト少佐です。
前回の投稿から、「サブカル世界の沼にどっぷり浸かる、僕の感覚と世界観」という半ばエッセイの記事を書き始めたのですが、
まず最初の〈沼〉として、何を取り上げるか。
自分の中にあるいくつものサブカルで、白羽の矢が立ったのがアニメジャンル。
タイトルの通り……今回は〈シュタインズ・ゲート〉です。
1.まずは作品の概要
知らない方のために。
シュタインズ・ゲートとは、2009年にXbox360にて発売された、サウンドノベル形式のSFアドベンチャーゲームを原作とする作品とそのシリーズです。
原作ゲームのストーリーはマルチエンディングとなっており、アニメ本編で描かれているのはいくつか分岐ルートのうちの一つ、トゥルーエンドの物語となっています。
舞台は、2010年の秋葉原。アキバではお馴染みのメイド喫茶や、インターネットスラングの多用、コミケや匿名掲示板サイトなど、当時のリアルなオタク文化が色濃く描かれていることが、本作の特徴になっています。
あらすじ
厨二病の18歳大学生・岡部倫太郎は、友人の橋田至(ダル)や幼馴染の椎名まゆりと共に、秋葉原の一角に「未来ガジェット研究所」を構え、日々よくわからない発明に勤しんでいた。
2011年の夏。天才物理学者である牧瀬紅莉栖をメンバーに迎え入れた岡部たちは……偶然にも、過去にメールを送れる装置・「電話レンジ(仮)」なるものを作り出してしまう。
世紀の大発明に歓喜し、興味本位で過去への干渉を繰り返す岡部たち。……しかし、単なる好奇心が世界を巻き込む陰謀へと発展し、彼らに最悪の未来をもたらすこととなる。
大切な仲間たちを救うために、最悪の結末を回避するために、何にも干渉されることのない唯一の世界線・〈シュタインズ・ゲート〉を目指す、岡部の孤独な戦いが始まる……
2.これはハマるよ
シュタインズ・ゲートを観始めたのは、昨年の秋だったでしょうか。本作は2011年のアニメですので、特に「〇〇周年!」といった理由で観たわけではなく、
「これ名作って聞くしな~。SF好きだし、アニオタ公言するなら必修科目かな」
という、なんとなく的な感じでした。
視聴前の事前情報として、シュタゲは『前半は面白くない……でも、後半の追い上げと伏線回収がトンデモナイ』ということだけは知っていましたね。なので、それを知ったうえでの視聴となりました。
正直、『ヤバいのは後半から』ということを知らなければ、恐らく5話くらいで離脱していたかもしれません。
が、しかし!
13、4話を境目に、僕はこの〈沼〉へ引きずり込まれていきます。そこから始まるのは怒涛の伏線回収。感じるのは「今までの何気ないこと、全部が意味あったのかよ⁉」という衝撃。
アニオタの使命感からすぐさま友人に勧め、洗脳することに成功しました。一緒に観ていて、友人はリアルに鳥肌が立っていました。
そのくらい、この作品が視聴者にもたらす衝撃は大きかったのです。
それから数か月、僕の脳は完全にシュタゲに占拠されていました。
一番の沼ポイント
主題歌に隠された、岡部の戦い
アニメ第一期の主題歌、いとうかなこが歌う「Hacking to the gate」
そもそもOP曲としてかっこいいというのが、僕の第一の印象でした。しかし、それはまだ視聴途中だった頃の、上辺だけの感想。
OPとストーリーの繋がり、その沼を認識するのは、全24話を制覇してからだと感じました。
歌詞の一言一句に秘められた意味
まず歌詞の一番、僕が感じた〈沼要素〉を抜き出します。
『過去に囚われて未来を嘆く』
『塵一つ誤算を許さぬ必然』
どういうことかって?
あらすじにも書いた通り、物語は岡部たちが電話レンジ(仮)を使って、過去に干渉を続けたことが主軸となります。しかし結果的に、それが最悪の未来をもたらすことに。
つまり……単なる好奇心で過ちを犯した過去に囚われ、その結果を嘆く。でもそれは、考えてみれば必然であった、ということ。
少し飛ばして、サビ
『だから今、一秒ごとに世界線を越えて 君のその笑顔、守りたいのさ』
ここで登場する、世界線という言葉。これはシュタインズ・ゲートのタイムリープ理論において、最重要キーワードです。
シュタゲのタイムリープの概念というのは、ただ一筋の時間軸に干渉する事ではない。いくつもの〈世界線〉というものが存在し、我々がいるこの時間軸も、無数の世界線の一つでしかないということ。
つまり、過去を改変し未来を変えるというのは、「別の分岐ルート」へ移動するということ。これって、マルチエンディングである原作の分岐ルートを辿るのと同じことなんです。
そして世界線を越え、『君のその笑顔を守りたいのさ』
ここでの君とは、このルートでの鍵となる人物。つまり牧瀬紅莉栖、または椎名まゆりであると思われます。
サビは続き、
『そしてまた、悲しみの無い時間のループへと 飲み込まれていく』
『孤独の観測者』
これで、一番は締めくくられます。
『悲しみの無い時間』というのは、紅莉栖やまゆりを救うことができる世界線・〈シュタインズ・ゲート〉の事を指し、そこに向かって一人戦い続ける、岡部の情景が描かれているのです。
大事なのはここ、『孤独の観測者』
作中では岡部だけが、世界線移動後も、前の世界線の記憶を持ち続ける力を持ち、それを〈リーディング・シュタイナー〉と厨二的な呼称をしています。
となると、岡部ただ一人がいくつもの世界線を移動している状態で、何度も残酷な未来を観測している。よって……『孤独の観測者』となるのです。
第23、24話で使用された主題歌二番
物語のクライマックスであり、全ての真相が明らかとなる23、24話。この回ではこれまでのOP曲とは変わって、Hacking to the gateの二番が使用されています。まだ未視聴の時は、「なんか知らんけど、変わった」くらいの認識で、その真意はよくわからんかったです。
しかしそれは一番と同じように、その歌詞が関わっていたと気付くのは……全てが終わってから。
ここで、僕が最も注目したサビを。
『いくつもの輝ける日々、仲間との約束 無かった事にはしてはいけない』
『そのために時を欺く 残された仕掛けに もう迷いはない』
『孤独の観測者』
『輝ける日々、仲間との約束』とは、ストーリー内で描かれた三週間の間での、登場人物たちとの繋がり、そして紅莉栖の願いを示唆したもの。
過去を改変する事によって、友人たちの願いを叶えてきた岡部。しかし、最悪の結末を回避するためには、改変した過去を全て戻し……紅莉栖とまゆりのどちらかを犠牲にしなければならない。そんな紅莉栖の願いは、「必ずまゆりを救って」。
仲間たちの願いを犠牲にして未来を変える。その『約束を無かった事にしてはいけない』。そのために、『孤独の観測者』は、『時を欺く』。
これが、感動的なラストへの伏線となっていた……
この歌詞の意味に気が付いた時、リアルにガチで鳥肌立ちました。
シュタゲ沼のまとめ
つまり、僕がハマったシュタゲ沼の最大ポイントは、主題歌の歌詞とストーリーの相同性ということでした。
全てを知った後、僕はこの鳥肌体験が忘れられなくて……しばらくは本作のことしか考えられませんでした。
以前の記事で語った、「作品への凄まじい入れ込み」であり「その世界にどっぷり浸かる」という感覚。抽象的な概念としか言いようがないですが、それくらい僕は創作物が、サブカルチャーが大好きです!
気が向いたら、また〈沼〉について語りたいと思います。
また来てくなんしょ
サブカル・創作物を推し、その沼にどっぷり浸かる感覚・個人の世界観
僕はサブカルチャー、もとい創作物全般が大好き。
そんな僕には、こんな感覚がある……
「好きな作品に入れ込み過ぎて、そのことばかり考えてしまう。心身の底から、作品という沼に浸かっているような感じ……」
異常なほどに感情移入して、推しまくって、この身を捧げてしまう。……これは、僕だけのおかしい感覚だろうか?
よくわからないから、エッセイとして形にしよう。
と、いうわけで。今日から僕の「オタクとしての感覚」を語っていきたいと思います。
誰か共感できる方がいたら、コメントください。僕だけなのは少し寂しいので、仲間が欲しいです。
そもそもどういうこと?
まず、僕が抑えているジャンルを並べてみましょう。
アニメ・漫画・小説・ゲーム 特撮作品 軍事学・歴史
まぁ、こんなところです。だいぶ幅が広くて、癖が強いですね。
ちなみにここでの括りは、
赤色で記された4つは例として挙げましたが、僕の中の沼は「ストーリー、作品の世界、キャラクター」といった要素が主軸となっています。つまりはコレと一概に言うのではなく、それら創作物の主張部分であるものが好きなんですね。
これは実際のところ、特撮作品にも当てはまってしまうのですが……これは一つの〈沼要素〉として強すぎるので、敢えて別物として捉えたいと思います。
青色で記された特撮作品とは、基本的には「仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマン」といった変身ヒーローですね。僕の人格の約40%はこれらで形成されています。
これに関しては異常も異常で……、日常的に「〇〇戦隊〇〇ジャー!」だとか名乗りを口ずさんでいたり、体が自然と変身ポーズを取っていたり……
ほら、今これを書いているこの瞬間も、〈超獣戦隊ライブマン〉の主題歌が脳内再生されている……
やっぱりおかしいですかね? 友や親からは「キモ」と言われます。
緑の軍事学・歴史は文字通り。僕はアニオタ・特撮オタであると同時に、生粋のミリオタなんです。
ミリオタと一括りに言っても、「銃や戦車が好き」という兵器マニアや、「軍隊の戦術や将軍」が好きという軍事学マニアなど、ジャンルは様々でしょう。
僕はどちらかというと後者……いや、全部ですね。
各国の兵器などを知ったうえで、歴史的背景・ドクトリンなども加味しながら楽しむ!「電撃戦・包囲戦・塹壕戦……」「突撃! 敵陣地を突破しろ! 祖国のために!」「バルバロッサ作戦・西部戦線・アウステルリッツの戦い……」
こういう用語やセリフは大好物ですし、ゲームでも解説動画でも、これら軍事行動全てに興奮を憶える……
これに関しては断言します。僕は変態です!
もちろん、歴史は人十倍勉強していますから。戦争を美化するつもりはありません。
これはむしろ、才能では?
ここまでは、僕の守備範囲をずらりと語ってきました。
この中の沼で、一番深いかと言えば……赤色ジャンルになりますね。
18年間生きてきて、今まで多くの作品と巡り会ってきましたが、「素晴らしい!」と思える作品には底なし沼があるんです。
イメージ画像ですが、こんな感覚です。周囲の水が作品世界を表し、それが僕を包んでいる感じ。そして、いつしか思うのです。
「もう最高だった……サブカルって、創作物って素晴らしい。僕も作りたい」
その結果、小説を書いてWEBに投稿するという趣味に至ったのです。
しかし、自分でも変な感覚だとは思います。なにせ、日常生活がその世界観に浸食されてしまうのですから。
でも、考えました。ここまで作品を心身で感じられるのは、むしろ才能ではないのかと。もうそれから離れられる気がしないから、早い話、サブカルの世界に関われる仕事を探したほうがいいのではないかと
そして辿り着いた先が、「そっち系で執筆するライター」でした。
サブカル世界の良さを、オタクの持ち味である「得意分野での熱弁」を生かして、第三者的視点で関われる仕事。そう感じました。
ただぶっちゃけ、動画編集とかも今後学ぶ予定なので、そっちでもいいです。
まとめ
僕は、このよくわからない感覚を共有できる人を探したいです。
ほぼほぼ自分の推し語りになりますが、それもブログの一種だと思いますので、今後もこういった投稿をしようかと思います。
またよってくなんしょ
小説原作だけど――、「86-エイティシックス-」 これを語らせて頂こう
お題「周りにはあんまり好きな人がいなかったけど自分的にぐっさり刺さってた漫画(アニメ)」
私の心を8.8㎝(アハトアハト)砲の如く貫徹した作品。
「86-エイティシックス-」 原作:安里アサト
2017年より、かの有名な電撃文庫より出版されたライトノベルだ。
電撃の王道とも言えるようなファンタジー作品とは一線を隔し、ミリタリー要素を多分に含んだSF作品である本作は、2021年にアニメ化を果たしている。
なお、原作小説は現時点で全13巻(外伝を除く)が既刊されている。
あらすじ
完全自律型無人兵器〈レギオン〉を開発したギアーデ帝国が、周辺諸国へ侵攻を開始してから数年。隣国であるサンマグノリア共和国は、無人兵器〈ジャガーノート〉を以てこれに対抗。無人兵器による戦死者0の戦場は、共和国をレギオンの脅威から守り続けていた。
しかし、戦死者0とは名ばかりだった。無人兵器であるはずのジャガーノートには、人間が乗っていたのだ。
「乗っているのが人間ではないのなら、それは無人機だ」
彼らは共和国によって人間として扱われず、兵器の部品として見做されてきた人々。狂気の人種差別によって共和国85行政区の外側、存在しない〈86区〉へと追いやられた彼らの名は、――〈エイティシックス〉
星歴2148年。共和国軍少佐のヴラディレーナ・ミリーゼ(通称・レーナ)は、共和国人でありながらもエイティシックスへの人種差別に嫌悪感を抱き、彼らに寄り添おうとする姿勢を貫いていた。
エイティシックスの精鋭部隊であるスピアヘッド戦隊。〈死神〉の異名を持つ少年・シンは、ただ死を待つだけの絶望的な戦場で、仲間たちと共に戦い続けていた。
そんな中、スピアヘッド戦隊の新指揮官としてレーナが着任し、この地獄で彼らに寄り添い続ける日々が始まった。
エイティシックスを“人間”として扱う、他の共和国人とは違うレーナ。
死と隣り合わせの最前線で生きる、シンたちエイティシックス。
決して交わることのない彼らは、戦場の中でどこへ進んでいくのか――。
作品の特筆ポイント
作品テーマと、登場人物たちの魅力
本作の魅力は何と言っても、「絶望的な戦場で、運命に立ち向かう少年少女らの戦い」、「決して相対することのない立場の、主人公とヒロインの関係性」にある。
作中では、共和国による人種差別というリアリティの強いテーマを主軸としており、ライトノベル原作としては異色の作品と言える。
主人公・シンをはじめとした「エイティシックス」たち。彼らは共和国に”豚”として扱われ、何年も過酷な戦闘を強制されてきた。共和国人は戦わないというのに。
それでも彼らは戦場で、仲間と共に笑い合い、若者らしく恋をする。「俺たちはいずれ死ぬ」と覚悟しながらも、迫りくるレギオンに立ち向かっていく少年少女たちの姿が、読者・視聴者へ彼らの心情を強く刻み込んでくるのだ。
そして、彼らの元へやって来る指揮官・レーナ。
なんと本作、ヒロインであるレーナは共和国首都からの通信でのみ、エイティシックスと会話する。つまりは「主人公とヒロインが直接出会わない」という独特なストーリーが展開されているのだ。
直接会えなくとも、エイティシックスを“人間”だとして寄り添っていくレーナ。
初めはそんなレーナを嘲笑するも、次第に心を開いていくシンと、その仲間たち。
「しかし、彼らにとって”それ”は本当に嬉しい事なのか? 死ぬという運命を決めつけられたエイティシックスにとって、レーナの”人間”扱いは正しい事なのか――」
「こんな差別はおかしい」と、エイティシックスに寄り添い続けるお嬢様気質のヒロイン。戦場しか知らない、死と隣り合わせの主人公。
そんな彼らのキャラクター性と、それが生み出す互いの関係性。その中で成長していく姿が、本作の魅力であると言えよう。
世界観
物語の開始は、〈レギオン戦争〉の開始から9年後。レギオンを開発したギアーデ帝国は、既にレギオンの暴走によって崩壊。周辺地域は彼らに支配されるといった、「終末世界」を感じるストーリーとなっている。
また、本作のジャンルは多脚戦車がメインの〈ロボットアクション〉に分類される。
エイティシックスたちの乗機である〈ジャガーノート〉などなど、各種機体が見せる多彩なアクションが見どころ満載だ。
その装備品や機体性能も設定が細かく、非常にリアリティが高い。ロボット好きを筆頭に、ミリタリー要素を好むオタクまで引き込んでしまう事は間違いない。
澤野弘之氏が手掛けるED・BGM・挿入歌
アニメ「86-エイティシックス-」では、かの有名な作曲家・澤野弘之氏がED曲などを担当している。
筆者が特に推していきたいのは、アニメ第1クールのED「Avid」
壮大で且つ悲し気な曲調は、この絶望的な世界観と強烈にマッチしていて、エイティシックスたちの死が美しくさえ感じてしまうような雰囲気を醸し出してくれる。キャラクターの誰かにに感情移入をしてしまった直後には、涙腺崩壊は避けられない。曲の挿入タイミングから使い分けまで、何から何までが最高に美しい。
「ちなみに当の私は作品に感情移入しすぎて、ED後には鬱状態のようになってしまった。面倒くさいアニオタあるある」
最期に
さて、ここまで約2000文字ほど語らせていただいたが、いかがだったでしょうか。私の未熟極まりないレビューで、「86-エイティシックスー」という作品の見どころは伝わりましたか?
まだまだ伝えたい魅力は山ほどあるが、文章の崩壊とネタバレ防止のために、ここらで締めるとしましょう。ご指摘・アドバイスなどあれば、この未熟な私目に一言お願いします!
最期までありがとうございました!
実に10か月…ブログサイトよ、私は帰って来た!
山海大尉改め、hard(ハルト)少佐として舞い戻った10代です!
自己設定の階級も一つ上がり、妄想の中では「ジオン軍残党のMS乗り少佐」として活躍中です。はい。
最期の投稿が去年の7月だとして……約10か月ぶり。結論から言うと、失踪です。
当時は「ライターの職に就きたい!」とか言って、それっぽい記事を書いて、云わば文筆業ごっこのような状態を続けていましたね。改めて自分の投稿数を見ると、27記事。個人的には、「俺、こんなに書いてたんだ……」って感じでした。
この10か月何をしていたかと言うとですね……他の事に夢中になっていました。
ザックリ言うと、WEB小説の執筆を数か月ぶっ通しで続けておりました!
それはもう夢中になり、本格的に開始したのが昨年9月。〈小説家になろう〉でファンタジーを書き続け、住処を〈カクヨム〉へ移し、今年4月までSF作品を書いておりました。
一応、その作品を張り付けておきます。
こんな感じでバカみたいな数か月を過ごしてきた訳ですが……めっちゃ楽しかった。
初期に書いたファンタジーは文章もヘタクソで、キャラやストーリーの方向性も迷走を続けて、それでも70話以上執筆。
しかし前述したSF作品では、自分でも文章の成長を感じられるほどには気に入っています。構成もキャラも一貫して守り続け、書くこと計34話。先月に完結を迎えたのです!
小説書きはここ数年で、最も熱中したことでしたよ。高校生活の貴重な数か月を、ひたすらパソコンに向き合って、伸びもしないPV数に目を研ぎ澄ませながら浪費していく生活…
良い子のみんなは、こんな高校生にはなっちゃダメだぞ?
ちなみに、この間にアルバイトも始めたんです。これは高校生らしいでしょう。
まぁそんなこんなで、自分はもう高校三年。
「ライターとか、そういう仕事をしたい」という意志は特に変わらず。進路についても色々と調べ、精査し、上京して専門学校に入ろうと考えていました。――が! どうも自分は壁にぶつかってしまいましてね!進路をもう一度洗いなおさなければならんのです……
なのでね、この〈アンノウン・アポカリプス〉という作品の完結を機に、執筆からは少しだけ離れようという運びとなったのです。
……とは言いつつも、ネタが浮かべば新しく書きたくなるもので。いつかどこかで世に出すであろう作品を、勉強とバイトの間にぼちぼち制作しております。
それはさておき、過去の自分の投稿を読み返してみました。
それはそれはまぁ……幼稚な記事!
自分の中じゃ数多の黒歴史の中にランクインしちゃって、もう消してしまいたいくらい! ま、勿体ないから消さないけど。
そこでふと、思ったのです。
「……やれることはやっておきたい。勉強もそうだけど、久々に記事でも書いてみるか」 とね!
なのでね、今後に何か思い立ったら書いていきます。元々、書くことは好きだし。だから〈書く仕事〉をしたいわけだし。
改めて言います。私は、オタクです! 具体的に言えば「アニメ・ゲーム(声優など)、特撮、ミリタリー、地理歴史」など。後者はだいぶ尖ってますよね。
特にアニメやゲームなんかは自分の知識範囲で下手なことを書かないよう、過去の反省を生かしながらやっていきます。
これを読んで下さった誰か。この哀れな高校生にお慈悲と、復活の祝福を!
なんかゴールデンカムイが実写化するらしい
どもどもお久しぶりです。最近学校が始まって忙しくなったり、犬を飼い始めたり、他の事始めたりして、全くはてなに手を付けていませんでした。これが俗にいう失踪というやつですな。
まあ失踪の最大の原因はネタがなかったことなんですが。
これから文化祭やら修学旅行やら職業体験やらが始まって多忙な生活になります。あー(´・д・`)ヤダ。めんどくさい。
それはさておき、大人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画化が発表されました。
引用:https://img.cinematoday.jp/a/ZDJ8YMznbzXa/_size_640x/_v_1693381067/main.jpg
「とうとう金カムもかぁ。なんか失敗しそうだな。」なんてキャスティングを見ていたら意外にもキャラクターの再現度高くてビビりました。
あらすじ
1905年、日露戦争において最も熾烈を極め、日露両軍ともに多大な死者を出した「二〇三高地の戦い」。その戦いで凄まじい戦いぶりを見せ、誰も彼を殺すことができなかったことから、「不死身の杉本」と呼ばれた日露戦争の英雄・杉本佐一。
杉本は終戦後、戦死した親友の妻の手術代に必要な金を稼ぐために、一獲千金を狙って北海道へと渡り、砂金取りをしていた。そこで杉本は、北海道のアイヌ民族から莫大な量の「金塊」が強奪されたこと。その金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男がどこかへ金塊を隠したこと。そしてのっぺら坊は網走監獄へ収監され、そこの囚人たちに、金塊の在りかを示した暗号を「刺青」として掘り、囚人たちを脱獄させたことを知る。
そんな時、杉本はヒグマに襲われた際に、「アシリパ」という名のアイヌの少女に助けられる。アシリパは、父親を「金塊を奪った男」つまりのっぺらぼうに殺されたという。杉本は金塊を探したい、アシリパは父親を殺した男を見つけ出し、敵を討ちたいという、二人の行く先が一致し、杉本とアシリパは行動を共にするようになる。
しかし金塊を追うのは杉本達だけではない。北海道に駐屯する大日本帝国陸軍の精鋭部隊「第七師団」所属の「鶴見篤四郎」中尉と、鶴見中尉が率いる一派も金塊を狙う。
さらに、のっぺらぼうが脱獄させた囚人の中にも金塊を狙うものがいる。かつて戊辰戦争で戦死したとされていた、新選組鬼の副長「土方歳三」もその中の一人だった。土方は同じ脱獄囚の仲間と共に、金塊を探す。
杉本とアシリパ、鶴見中尉ら陸軍軍人、土方歳三、それぞれの目的がぶつかり合う壮絶な金塊争奪戦が、広大な北海道で巻き起こされる。
キャスト
尾形百之助:眞栄田郷敦
白石由竹:矢本悠馬
月島基:工藤阿須加
鶴見中尉:玉木宏
土方歳三:舘ひろし
二階堂浩平/洋平:柳俊太郎
谷垣源次郎:大谷亮平
牛山辰馬:勝矢
永倉新八:木場勝己
フチ:大方斐紗子
後藤竹千代:マキタスポーツ
アシリパの大叔父:秋辺デボ
見どころ
前述したようにアシリパはアイヌ民族の少女です。一応説明するとアイヌ民族とは、北海道から樺太、千島列島やカムチャツカ半島にかけて暮らしていた先住民族の人々です。主に狩猟を生業とし、全てのものに魂が宿り、獲物は神からの贈り物、神は自分たちと対等な存在という独特な世界観を持っていたとされます。
ゴールデンカムイは、北海道ならではの生活や、アイヌの伝統文化が色濃く描写されていて、シリアスなストーリー展開の中に温かみを感じます。
無論、アイヌの伝統料理や食べ方、極寒の大地ならではの食事が登場し、それがめちゃうまそうに見える「飯テロ」要素です!
シリアス言うてもこの作品は、戦闘以外のシーンはほぼ全部ギャグで構成されてます。
アシリパが初めて味噌を見たとき、「オソマ(うんこ)だ!」って言ったり、
脱獄囚・牛山辰馬による「ち〇ぽ」に関する謎の授業が行われて、アシリパから「ち〇ぽ先生」と呼ばれて慕われてたり。野糞がモザイクで出てきたり。
特に第七師団の連中はみんないい感じに狂ってます。結構きもいです。
そしてホモくさいシーンが多い!ムキムキの男たちが全裸でセクシーなポーズをとるシーン多い!そのおかげでなんか婦女子から人気あるみたいです。
今、ごく一部のシーンだけを抜粋して語りましたが、結構ハチャメチャな作品ですので、実写映画でどこまでそれを再現するかが大事ですね。役者はムキムキじゃないと金カムっぽくないし、下ネタ出さないといけない。
そして食事シーンは一番大事!金カムは飯テロ!普段ギスギスした関係のキャラ同士が一緒になれるなごみの時間!
意外と成功する?
金カムはそのストーリー上、戦争や当時の政治、世界情勢などだいぶ史実よりの世界観なので、再現自体はうまくいきそうかなと、僕個人は思います。
学校の金カム好きの友達の反応
「何でもかんでも実写化しやがって。杉本は山崎賢人みたいな爽やか系じゃねえべ。」
「うわぁ…、不安だなぁ。日本の実写化はすぐ失敗するから。」
正直これは僕も思ってました。でも金カムは他の実写化作品みたいに、「すげえ化け物が出てきても迫力ない」とか、「キャラクターの年齢が若いからこのキャストじゃ無理がある」みたいなことがないのでね。
出てくるのは人間か熊、エゾシカくらいですし、キャラクターは皆20代やおっさんばかりなんで年齢の違和感もない。
個人的には玉木宏さんの鶴見中尉と、舘ひろしさんの土方が再現度高いと思います。
戦闘シーンはライフルで撃ち合ったり、ナイフや拳で取っ組み合ったりなどの泥臭いリアルな戦い。しかも俳優陣はベテランばかりで、山崎賢人さんなどのアクションに強い方がいるので期待値大かと。
まとめ
とりあえず僕は公開されたら観に行きます。金カム観たことない人、これを機にアニメか漫画のどっちかを見て下さい。ハマります!
僕のクラスメイトも最近見てハマってました!
100/1スケールモデル GN-003 ガンダムキュリオス 紹介
春にガンダムベース東京へ行った際に購入した「ガンダムキュリオス」をレビューします。
本製品はHG、RG、MGのジャンル分けではない「100/1スケール」となっています。
機体設定
ガンダムキュリオスは、「機動戦士ガンダム00」に登場するソレスタルビーイングの第三世代ガンダム。パイロットは「アレルヤ・ハプティズム」。4機の第三世代ガンダムの中で機動性、汎用性を重視した機体設計で、モビルスーツから飛行形態への変形が可能。
他の第三世代であるエクシア、デュナメス、ヴァーチェ同様、内蔵されたGNドライヴで圧縮したGN 粒子を一気に排出することで機体性能を格段に上げる「トランザムシステム」が使用可能。
武装
・GNビームサブマシンガン
・GNビームサーベル 2本
・シールド内蔵ニードル
追加武装
・GNミサイル 数十発
武装は他のガンダムと比べ少なく、遠距離武器に乏しいことから、対MS戦では中近距離戦を余儀なくされるものの、飛行形態への変形を用いた持前の機動力を生かし、敵との距離を瞬時に縮めることが可能。遠距離武器に乏しいとは言うものの、主兵装はビーム兵器であるため、通常のMSへはかなりの威力を発揮する。また、MS形態は両腕に、飛行形態では機体後部にGNミサイルを多数搭載可能であり、対地・対艦への攻撃能力もある。GNミサイルは様々な場面で活躍していた。
※本製品にミサイルは付属しておりません。
完成品
これらの写真が制作したものとなっています。無塗装で墨入れはしていません。デカールは貼っています。
ぼくは飾るときには飛行形態で飾ります。これだとコンパクトだし、衝撃で倒れないので。
こちらがMS形態。無塗装無墨入れでも色分けがしっかりしていて、細かい作りになっています。関節部の可動域も広く、柔軟なポージングが可能です。
シールドニードルもしっかり稼働します。
飛行形態への変形も非常に簡単で、細かなパーツを外して付け替えたりする必要もありません。パーツを稼働させるだけで変形が可能です。
組み立ても非常に簡単です。100/1スケールなので少々大きめで、作るのが一見大変そうですが、パーツ一つ一つが大きく、細かな色分けもパーツを組むだけでできるので、大して手間がかかりません。
感想とプラモ経験がない方へ
僕はこのクッッッッッソ暇な夏休み、のんびりと冷房の効いた部屋で、声優さんのラジオや動画を見ながらこれを作っていました。時間に追われずのんびりと作業するのもなかなか良いものです。前述したとおり、構造が簡単で組み立てに苦労しなかったので、疲れるようなこともなく黙々と作業しておりました。
いざプラモデルを作ってみようとして、パーツと作業工程の多さに嫌気がさして作るまでができないのが初心者あるあるだと思います。
ですが初心者の皆さん、今どきのプラモは十数年前と違って、簡単な割にクオリティが高いものばかりですよ。プラモづくりにハマってくれるきっかけにもなるのではないでしょうか。僕は友達がガンプラにハマって量産しまくってたり、プラモ購入に誘ってくれたりしたとき、すごくうれしかったです。お近くにそういう友達がいたら、プラモの良さを聞いてみてください。
真のオタクなら「なんでおもちゃにそんな金掛けてんの?」と聞かれたらこう答えるはず。「決まってんじゃん。おもちゃじゃなくてロマンに金掛けてんだよ。」と。
暇なときはぜひ、プラモに手を出してみてください。
あと、ガンダム00も是非観てください。マジで神です。
ここで締めます。宿題やらなきゃ。
AbemaTVにて アニメ「氷菓」一挙放送開始
本日より、Abemaにてアニメ「氷菓」が配信されるようです。
リンク貼っておきますね。
氷菓 (アニメ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
大人の方にとっては懐かしいアニメでしょうね。放送された2012年当時私は5歳でした。氷菓を見たのもつい最近なので全く懐かしさはないですねw。それどころかレンタルなんてしないでAbemaで観ればよかったと後悔しております。
氷菓の原作は2001年に刊行された米澤穂信氏による小説『〈古典部〉シリーズ』であり、タイトルの氷菓は、古典部シリーズの第一作目からタイトルを取っています。
要はアニメで描かれるストーリーは、一冊の小説の中身ではなく、シリーズの全体を描いています。
アニメは京都アニメーションによる制作で、京アニの繊細で細い作画、きれいなカラーリング、実在する街や風景を取り込むその高い再現度。『the・京アニクオリティー』です。氷菓の舞台である神山市のノスタルジックな感じ、私はは好きです。
しかしこの氷菓の制作を制作してださった方々は、例の放火事件で亡くなられてしましましたから。非常に残念であります。
氷菓のあらすじ
何事にも全力で挑まず、「やらなくてもよいことは省く」、「無駄なエネルギーの消耗は避ける」という『完全省エネ主義』を貫く神山高校1年の折木奉太郎は、神山高校の卒業生である姉・共恵に勧められ(命令)、部員不足で廃部寸前の『古典部』に入部する。そして古典部には同じ1年の千反田えるも入部していた。奉太郎の友人・福部里志や伊原摩耶花も参加し、日常生活おこる様々な謎を解き明かしていく。
まあ名作なんであらすじを語るほどではありませんね。
キャスト
この他にも置鮎龍太郎さんやゆかなさん、早見沙織さんに竹達彩奈さん、悠木碧さんが出演されていました。個人的には早見さん、竹達さん、悠木さんらがメインキャラ以外、ほとんどモブに近いキャラを演じられているのをあまり見たことないので新鮮でした。置鮎さんやゆかなさんはほぼメインキャラです。
2012年のアニメなので、竹達さんは『けいおん!』、悠木さんは『まどマギ』の後ですから、それなりに知名度があったはずなのに。
主人公・折木奉太郎役の中村悠一さんは、強くてカッコいいイケメン、爽やかキャラを演じられることが多いですが、奉太郎のような脱力系の喋りもまたいいです。なんか落ち着く声です。僕、中村さん好きなんですよ。そのつながりでマフィア梶田さんを知りましたし。
4Gemarが運営する『マフィア梶田と中村悠一のわしゃがなTV』おススメです。中村さんのオタクっぷりがいいですよ。
まとめ
とりあえずAbemaはおすすめです。月額料金そんなに高くないし、プレミアムに入ればアニメもドラマもバラエティも全部見れます。声優と夜遊びとか。まあ僕はアニメしか見ませんけど。声優好きの人はとりあえず入ってはいかがかな。
全然関係ないけど、僕が使ってるブログのデザイン、なんか『Pornhub』にそっくりだと思いません?ちょっと狙いました。
では私は、Abemaで狂ったようにアニメを見るとします。